防犯カメラの効果について

camera街角の防犯カメラが、犯罪捜査で注目されています。特に、凶悪犯罪捜査に関しては、多数の捜査員を動員した画像確保・分析によって、犯人の動きの点と点を結びつけることが可能となり、犯人逮捕に大きく貢献しているようです。また、本当の常時監視は、そう多くはありませんが、常に監視されているかもしれない場所という位置づけは、犯罪の防止でも大きなポイントとなります。では、個人での防犯カメラの効果はどうなのでしょうか?

画像の高解像度化によって、犯人の特徴を正確に捉えられること、無線LANやネットワークケーブルからの給電により、カメラの置き場所の自由度が向上したこと、クラウドといわれるインターネット上での画像保存により機器の破壊による証拠隠滅が出来ないこと等と、スマートフォンからの操作、画像確認等のアプリケーションの発達で使い勝手が良くなり、遠隔での監視による留守宅の状況確認や犯行現場の画像保存には、非常に効果的だと思われます。ただ、いつもリアルタイムで監視していて、いつでも駆けつけられるという状況でないと、犯行を思い止まらせる効果は、ちょっと別かもしれません。顔を隠せば、という考えの犯罪者もいるでしょう。導入を検討しているのであれば、警報装置との併用をお勧めします。