「ひとり暮らしの安全・安心」調査

ひとり暮らしの安全安心「ひとり暮らしの安全・安心」調査が、2014年5月に旭化成ホームズ株式会社より発表されています。こちらも62ページの内容で、防犯設備に限らず、コミュニティのあり方も含む広範囲な内容です。(全容を確認されたい方は、画像をクリックすると資料のオリジナルページにリンクします。)このブログも多少その傾向がありますが、手前味噌となるのはしょうがないとして(苦笑)、ちょっと気になった点を挙げてみます。低層集合住宅に住んでいる女性の43%が空き巣の被害に不安を抱えて暮らしていて、これは、ひったくりや路上で襲われることへの被害の不安に比較して倍の数値だそうです。そんな中で、最も重視されているのが、

共用部の管理・清掃状態の良さで、女性の9割以上が安心につながると評価していて、そこが全ての基本だということを再認識しました。また、ホームセキュリティやオートロックでは、ストーカーに対して7割、空き巣に対して4割の人が、それらを防ぎきれないと考えているという調査結果もありました。オートロックでは、住人と一緒に入ってしまう第三者を防ぎきれないし、ホームセキュリティでは、犯行中に警備会社が到着出来るとは限らないという限界からくるもののようです。これらの設備は、どれかがあれば、安心というものではありません。万全を期すには、それぞれの特徴を踏まえて、組み合わせて使うことがポイントです。そういう意味では、「ひとり暮らしの見張り番」は、最後の砦として、帰宅時の部屋の中の安全確認の機能とストーカーの帰宅時の押し込みに対しての大音量警報による行動牽制の機能も備えていますので、とても有効だと思われます。