特殊詐欺~その対策について~

特殊詐欺被害者性別年齢別構成特殊詐欺被害者は、60才以上の方の比率が85%にもなり、その中でも女性の割合が多く、8割以上を占めています。「未公開株」、「連帯保証」、「名義貸し」、「弁護士」、「警察」、「金融庁」に「社会保険庁」等々、馴染みのない専門用語と権威で、一気に追い込み始めます。慌てたら思う壺です。 続きを読む 特殊詐欺~その対策について~

特殊詐欺~増え続ける背景~

特殊詐欺被害金額・検挙率推移振り込め詐欺(オレオレ詐欺)と、金融商品取引やギャンブル必勝法等を名目にした詐欺を併せて特殊詐欺といいます。この特殊詐欺の被害金額が昨年は556億円となり過去最高を更新しています。これだけ世の中に手口が知れ渡り、その防止がこれだけ叫ばれているのに、なぜ被害は増え続けているのでしょうか。 続きを読む 特殊詐欺~増え続ける背景~

住まい探しは犯罪マップでまず確認

犯罪マップサンプル新生活を始めるに当たって、最初にしなければいけないのが住まい探しですが、いろいろ確認しなければいけない点がいっぱいあります。世の中の一般的な選択の基準については、以前(こちら)とりあげました。しかし、土地勘の無いところでは、ちょっと下見をしたくらいでは分からないことが沢山あります。防犯の視点では、各都道府県の警察が公表している犯罪マップがお役に立つと思います。 続きを読む 住まい探しは犯罪マップでまず確認

落ち武者はダメですが・・・事故物件を避けるために

落ち武者1前の住人に関する事件等の訳ありの物件については、ある範囲について、(これが難しいのですが・・・)重要事項としての心理的な瑕疵(「かし」と読む法律用語ですが、平たくいえば欠点のことです。)となるので、契約前に説明することが法律で義務付けられています。また、「事故物件」として、一般の価格よりも安価となっているのが一般的です。しかし、昔の刑場の跡だとか、落ち武者が出るといったようなものが瑕疵となる訳ではありませんし、事件があった部屋を、意図的に短期の契約を挟み込むことで、既に住人が入れ替わっているとして、瑕疵は無くなったと言えるわけでもありません。では、どんな場合でしょうか。

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